2012年4月18日水曜日

ピールド工法(ハードウッドの表面処理工法)

UDXビルデッキ改修工事ですが、 本日、16時から施主様による1工区目の立ち会い検査がありました。
結果として、何の指摘事項もなく、仕上がりについて、非常に喜んで下さいました。
この品質で、2工区目、3工区目もしっかりと施工を行います。

さて、今回は新たな技術を導入しました。
前回も簡単に触れましたが、既設デッキ材に"のこめ”模様を加工しました。
これにより、滑り抵抗が上がるとともに、意匠的にも面白いものに仕上がります。
一部に新しい材料を入れたのですが、それも分からない程、きれいに蘇りました。


このハードウッド材への表面加工ですが、工法名を「ピールド工法」とし、デッキやボードウォークの改修の市場へ展開して行きます。
劣化診断の結果、根太は腐食が認められましたが、床板は健全な状態であったために、表面加工を行い、Re-Birthしたのですが、資源の有効活用、新設よりもローコストでご提供することができました。

しっかりと劣化診断を行い、まだまだ機能できる床材を捨てずに(燃やさずに)再利用し、CO2削減に貢献して行きたいと思います。


peelとは、「皮を剥く」という意味で、文字通り、一皮剥いて再生し、現場へ戻す工法です。
このピールド工法ですが、表面の仕上の種類も様々なものがあります。
ご興味のある方は、saiブランド本社までお問い合わせ下さい。

ちょうな     のこめ     いしがき
かりまた    きっこうなぐり    さざなみ


しんめ       たてわき     つきのみ