2011年10月13日木曜日
2011年10月3日月曜日
2011年度グッドデザイン賞 受賞のお知らせ
港南緑水公園ボードウォーク
【受賞番号】11G11071
トラックカーゴデッキシステム
【受賞番号】11G08046
財団法人日本産業デザイン振興会が主催する2011 年度グッドデザイン賞において、弊社より上記2点を応募し、双方ともの受賞が決定致しましたので、お知らせいたします。
港区港南緑水公園ボードウォークは、弊社の開発したリバースウッドデッキシステム沿岸仕様を用いて「東京一のデッキをつくる」をコンセプトに設計~施工管理を手掛けたものです。
また、トラックカーゴデッキシステムは、弊社の新規事業として立ち上げたもので、耐久性の高い床システムの開発ノウハウを、運搬用車両に応用したものです。
本年10月1日は、sai-BRAND事業独立5周年の記念日なのですが、これまでの事業の集大成となる作品と、今後の発展が見込まれる新技術での本賞の受賞は、周年記念に花を添えていただいたことと捉え、ますます積極的に事業を推進していく所存です。
【受賞番号】11G11071
港南緑水公園ボードウォーク
【概要】
人口が増大する港区港南エリアに新たに開園された公園です。この公園の顔となるのが、今回応募したボードウォークです。隣接する高層マンションから眺めることができるため、「俯瞰をして見た時に浮かび上がるデザイン」を心がけました。
素材は再生木材リバースウッド。運河沿いに位置するため、下部構造には新幹線の根太にも使用されているガラス長繊維強化プラスチック発泡体を使用し、万全な腐食対策を行い、機能美も追求しています。
デザイン、設計、施工を通じ、デザインコンセプトである「東京一のボードウォーク」を提供できたと考えています。
【審査委員の評価】
ボードウォークというだけでは特筆することもなくなったのは日本の都市空間も成熟してきているのだろう。再生木材やその下地材など材料技術の進化がうかがえる。それを利用しながら、意匠を凝らさないなんでもないボードウォークとするのが、公共のデザインなのだ。
【受賞番号】11G08046
トラックカーゴデッキシステム
【概要】
トラックの荷台には、南洋材のアピトンが使用されています。本技術は、合成樹脂とアルミを複合し、床材として使用することにより、天然木の欠点である“ささくれ”や“吸水”を防ぎ、更に荷台が軽量化されることにより積載量を増やすことができるものです。
積荷を傷つけない、油などを吸収しない、こぼさない、腐らないなど、トラックの荷台の価値を上げ、長寿命化を図ります。
【審査委員の評価】
合成樹脂とアルミの複合材は、その軽量化された分で積載重量を増やすので運搬の経済効率に結びついている。さらに、天然木による荷台の欠点を補い、腐らない、汚れや臭いが付きにくいといった優れた特徴を持ち、積荷を傷めない。メンテナンスが容易で長寿命、着色可能なことなどと合わせて考えると、トラックの荷台以外にも新しい用途開発が大いに期待できる。国内の産業廃棄材の有効利用と南洋材伐採量の削減を促し、地球環境保全に寄与することなど、エコロジーに配慮した素材のデザインとして推したい。
【受賞番号】11G11071
トラックカーゴデッキシステム
【受賞番号】11G08046
財団法人日本産業デザイン振興会が主催する2011 年度グッドデザイン賞において、弊社より上記2点を応募し、双方ともの受賞が決定致しましたので、お知らせいたします。
港区港南緑水公園ボードウォークは、弊社の開発したリバースウッドデッキシステム沿岸仕様を用いて「東京一のデッキをつくる」をコンセプトに設計~施工管理を手掛けたものです。
また、トラックカーゴデッキシステムは、弊社の新規事業として立ち上げたもので、耐久性の高い床システムの開発ノウハウを、運搬用車両に応用したものです。
本年10月1日は、sai-BRAND事業独立5周年の記念日なのですが、これまでの事業の集大成となる作品と、今後の発展が見込まれる新技術での本賞の受賞は、周年記念に花を添えていただいたことと捉え、ますます積極的に事業を推進していく所存です。
【受賞番号】11G11071
港南緑水公園ボードウォーク
【概要】
人口が増大する港区港南エリアに新たに開園された公園です。この公園の顔となるのが、今回応募したボードウォークです。隣接する高層マンションから眺めることができるため、「俯瞰をして見た時に浮かび上がるデザイン」を心がけました。
素材は再生木材リバースウッド。運河沿いに位置するため、下部構造には新幹線の根太にも使用されているガラス長繊維強化プラスチック発泡体を使用し、万全な腐食対策を行い、機能美も追求しています。
デザイン、設計、施工を通じ、デザインコンセプトである「東京一のボードウォーク」を提供できたと考えています。
【審査委員の評価】
ボードウォークというだけでは特筆することもなくなったのは日本の都市空間も成熟してきているのだろう。再生木材やその下地材など材料技術の進化がうかがえる。それを利用しながら、意匠を凝らさないなんでもないボードウォークとするのが、公共のデザインなのだ。
トラックカーゴデッキシステム
【概要】
トラックの荷台には、南洋材のアピトンが使用されています。本技術は、合成樹脂とアルミを複合し、床材として使用することにより、天然木の欠点である“ささくれ”や“吸水”を防ぎ、更に荷台が軽量化されることにより積載量を増やすことができるものです。
積荷を傷つけない、油などを吸収しない、こぼさない、腐らないなど、トラックの荷台の価値を上げ、長寿命化を図ります。
【審査委員の評価】
合成樹脂とアルミの複合材は、その軽量化された分で積載重量を増やすので運搬の経済効率に結びついている。さらに、天然木による荷台の欠点を補い、腐らない、汚れや臭いが付きにくいといった優れた特徴を持ち、積荷を傷めない。メンテナンスが容易で長寿命、着色可能なことなどと合わせて考えると、トラックの荷台以外にも新しい用途開発が大いに期待できる。国内の産業廃棄材の有効利用と南洋材伐採量の削減を促し、地球環境保全に寄与することなど、エコロジーに配慮した素材のデザインとして推したい。
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