2010年7月6日火曜日

新型フェンスシステムをリリースします

戸建や商業施設向けにフェンスシステムをリリースしました。
素材は鉄+溶融亜鉛メッキです。
フラットバー支柱でベースプレートを挟み込む設計なので、デザインは極めて“シンプル”です。
もちろん施工も容易。
sai-BRANDは、公共事業を中心に事業を展開していますが、昨今は設計施工した現場を見た方からのお問い合わせが増え、このようなきっちりとした仕様で自宅や民間の施設にも対応してほしいという需要がに対応するために、今回のフェンスシステムは誕生しました。


公共と民間とでは何が異なるかというと、それは設計条件です。
たとえばデッキの場合、歩道となるデッキの乗載荷重の基準は500kgf/㎡ですが、公園や建築外構の場合は350kgf/㎡。そして戸建は240kgf/㎡(弊社基準値)となります。

荷重条件は、その施設の利用者数に比例します。
もちろん、たくさんの人々が集まる場所の設計条件は厳しくなります。
従って、製品を構成する部材も大きな断面になり、無骨なデザインとなってしまいます。
逆に戸建等、利用者が少ない施設は、設計条件も軽減されるため、細い、シンプルな部材を使用することができます。
このように、製品を納入する箇所の設計条件を確認すれば「製品」に縛られることなく、そこに似合う見合うモノをお届けすることができるのです。


近年、戸建用のフェンスの素材にはアルミが多様され、鉄を溶接した製品の姿をあまり見かけることが少なくなりました。
このフェンスは、素材を「鉄」にすることにより、“手づくり感”を強く出しデザインしました。
時とともに「ヤレる」美しさ、容易に塗装ができる「手軽さ」が鉄にはあります。
軽いイメージの製品が多い中、手づくり感を味わいたい方にご検討いただければと思います。


今回のフェンスシステムに続き、現在、戸建用のデッキシステムを開発しており、8月にはリリースできる予定です。
お楽しみに・・・