2009年6月18日木曜日

パンフ画像撮影

昨夜遅くまでデザイナーと新パンフレットの2校の打合せを行い、不足していた素材をかき集めています。
どうしても手持ちデータになかった「デッキの素材感」を撮影してきました。

撮影対象は、新設したデッキではなく、約1年前に工事をさせていただいたTWMさんのデッキです。
時間がなかったので、掃除もせずアップの撮影をしたのですが、
表面の木目サンディングの毛羽が落ち着いた程度で、ほぼ1年前の姿と変わりません。

専用ビス「どりどり君」もしっかりとリバースウッドを押さえつけてくれています。
さて、パンフレットの出来栄えはいかほどに・・・

乞うご期待下さい!



2009年6月12日金曜日

新型ベンチ開発中

現場や設計業務が落ち着いているこの時期。
弊社では、パンフレットの改定や新製品の開発等、トップシーズン(繁忙期)にはできない業務を多々進めています。
昨日は弊社のお客様であるTWMさんのマリンデッキをお借りして
sai-BRAND新型オリジナルベンチの組み上げ作業を行いました。


この新型ベンチは

「デッキに似合うデザイン」

「無方向性」

「長い・広い」

をコンセプトに、リバースウッドデッキシステムのデッキ材の割付モジュールに合わせ開発しています。


製品名  【ENGAWA】(仮称)
寸 法  幅:2500mm/奥行:560mm/高さ:500mm
材 質  座板:リバースウッド69*40(2層発泡材)/フレーム:ZAM60*30/振れ止め:アルミφ25

専門の方はお気づきでしょうが、この寸法、あまり世の中にないサイズです。
前後左右で10人が座ることができるのですが、
そんな使われ方はしないでしょう(笑)

デッキ上でご家族や仲間達でゆったり寛げるベンチになればと思います。

もう少し改良を重ね、7月頃に正式にリリースしたいと思います。





2009年6月9日火曜日

沿岸仕様の定義


リバースウッドデッキシステムには設置環境により、「標準仕様」と「沿岸仕様」があります。
港湾や漁港での仕事が多いため、平成18年度より「沿岸仕様」をリリースし、ご好評をいただいています。
しかし、お恥ずかしながら、この2つの仕様を明確に使い分ける根拠というものが存在しませんでした。 それは「沿岸」や「塩害」という概念に明確な基準となる公的な指針がなかったためです。

現在、採用を検討してくださっているお客様から、「貴社の沿岸の根拠を教えていただきたい」との要望があり、今回、その根拠となる弊社の指針を策定しました。

■リバースウッドデッキシステム沿岸仕様標準納まり図
沿岸仕様の定義


沿岸域は海水をかぶるという直接的なダメージだけではなく、飛砂に含まれる蹉跌によるもらい錆なども考慮にいれた部材の選定が必要となります。
構造物の超寿命化に向け、弊社として「適材適所」な部材選定を行っております。


2009年6月5日金曜日

新パンフレット初稿


今日は、7月に発行予定の新パンフレットの初稿が上がってきました。
デザインは、前職広報課就任当初よりお付き合いのあるデザイナー佐々木悟氏。
私の「こんなイメージ」という簡単に超がつくモノの伝え方でも10年を越えるお付き合いゆえ、意思疎通はお手の物。
イメージ以上の仕上がりが上がってきました。

前職の広報時代には何冊もの製品パンフレットを制作しましたが、独立してからは初めてのオリジナルパンフレットの制作です。
会社の思いをどう伝えるか、自慢の「丁寧な仕事」をどう伝えるか等、スタッフを交えて出た結論は、「シンプルにいこう」。
使用する部材や設計指針、自慢の作品達・・・
皆様にお伝えしたいことは山ほどあります。
しかし、確実にお伝えしなくてはならないことのみを記載することにしました。
元来、大きな組織にするつもりはないので、残した作品が何かを語ってくれるのが一番の宣伝です。

しかしあらためて思いましたが、紙にデザインするか、立面でデザインするかの違いはありますが、やはりモノづくりは面白いですね。
きっと件のデザイナー氏とは、ずっと共に仕事をしていくでしょう。
出来上がったモノだけではなく、つくるための仮定が大切です。
仮定も通じ、納得できるいいモノを残せば仕事も人間関係もずっと続いていく。
そんな仕事仲間達といい仕事を続けて行きたいものです。