2012年3月14日水曜日

藤沢市神台公園デッキ(辻堂駅北口) 完成検査


JR東海道線「辻堂駅」が再開発により生まれ変わり、これに伴い、駅前に公園が整備されました。
神台公園(シークロス公園)です。
施設案内図にもある通り、デッキが公園の中央に鎮座するレイアウトです。
今日は完成検査の立ち会いに行ってきました。
我々のデッキだけでなく、他社製品も含め、指摘事項はほとんどなかったようで、
元請業者である安藤植木さんの施工管理が評価されました。

写真の通り、両サイドの幕板を土留めとして機能させるために、
水分による変化、劣化の少ない人工木材「リバースウッドAW」を使用しています。
また、曲率への対応は、多角形で対応するのではなく、「曲げ」技術を駆使し、
3次元に対応しています。
デッキ部には、再生木材「リバースウッド」を使用しました。
素材が異なる材料なのですが、このように平面と立面で使い分けをすると、まったくその違いは判りません。

デッキの貼りパターンは、弊社の施工品質を代弁する「芝目貼り」。
1列ごとに目を変え、きっちりとした芝目が浮かび上がっています。
表情に乏しい人工的な素材に表情をつける技法として、弊社が開発、定着させたものです。

ひとつの現場が完了すると、プロジェクトの大小を問わず、何とも清々しい気分になるものです。
現場では、元請業者の管理の下、様々な人々が関与し、協力し合いながら仕事を進めます。
皆で協力した成果を「どうだ!」と言わんばかりに胸を張り、検査を受ける。
発注者様、その向こうにいる利用者の方々に何十年もご利用いただける施設をお届けできたと思います。