2011年3月7日月曜日

あきたチャイルド園中庭デッキ


3/5に設計監修の業務で、現在進行中のあきたチャイルド園新築工事の現場へ赴きました。
この園の新築にあたり、園長先生と設計士さんは全国の数多ある園舎を見学され、教育方針を反映させ、この設計に辿りついたのです。
弊社も縁があり、中庭にデッキの設計、施工をさせていただくことになり、施工がスタートした現場へ出張した次第です。

ご覧の通り、たくさんの樹種が植えられ、まるで中庭が森のようです。
園庭が屋上にあり、中庭へ階段と滑り台で繋がるという面白い発想です。

背の高い木を、上からも、下からも見ることもできます。
きっと、木の生態や、鳥や虫など、地上から見上げるだけでは判らない、たくさんのものを目にすることができるのでしょう。

私達の担当するデッキは、中庭にあります。
全部で、3箇所のデッキを設計しましたが、切り欠きの少ない、美しいデザインのデッキが完成するはずです。
子供たちが、素足で、どろんこになりながら、この森の中で過ごしている姿を早く見たいものです。

最近、保育園から仕事をご依頼いただく機会が増えています。
海際という厳しい環境で仕事をしてきたため、如何に耐候性のあるモノをつくるかを追求してきましたが、保育園や幼稚園では、また違う切り口のモノづくりが要求されます。

いずれにせよ、私たちの提供させていただく空間には、人々の元気な笑顔がたくさんあってほしいものです。
秋田の子供たちの笑顔が楽しみです。