2010年10月29日金曜日

新たなる挑戦

足掛け2年の月日を費やし、営業、設計をしてきたプロジェクトの受注が決定しました。
西日本から事業を立ち上げてきた弊社にとって、東京で受注する初めての大型プロジェクトです。
最近は大型施設の計画が少なくなり、今回のようなプロジェクトがすんなりと受注できるはずもなく、兎に角、苦しんだ末の受注となりました。

自分たちで提案し、そして発注者様へ約束をしてきたこと。
それを「人間として、企業として、絶対に履行すること」。
それだけを心の底に置き、パートナー企業とともに諦めずに、努力を続けました。

とはいえ、受注は仕事のはじまりに過ぎません。
決して長くはない工期の中、これから設計をカタチにするための自分たちとの戦いが始まります。
基本設計を実施設計として具現化し、しっかりと現場スタッフとコミニュケートできなければ絵に描いた餅となってしまします。

「現場で起こりうることをあらかじめ想定しながら、設計をする」

実施設計とはPCの中といえども、何分の一かのスケールの実現場なのです。
想像を巡らし、想定し、少しでも品質の高い作品を提供できるよう、
思いを共にする現場スタッフにきっちり伝えることのできる仕事をしなければなりません。

まだ、現場名は明かせませんが、施主様にご了解をいただければ、いつものように現場レポートをお届けさせていただきたいと考えております。

※写真は提案させていただいたパース図