2011年8月30日火曜日

江戸川区景観ワーキング カヤック体験



江戸川区の景観をつくる“景観ワーキング”の活動をしています。
水路の多い江戸川区で、この水辺を彩る手段として、モノをつくるのではなく、水辺で人々が賑わっている様子を“景観”とすべく、水面にカヤックを浮かべようという企画を実践しました。

景観=きれいな街並みと考える方も多いと思いますが、いくらきれいで良いモノをつくっても、そこに人々の生活する姿や笑顔がなければ意味がありません。
もう箱モノをつくる時代ではなく、いかにそこに暮らす人々が自分の住んでいる街に魅力を感じることができるかを考えこの企画を練った次第です。

今日の参加者は初めてカヤックを漕ぐ人ばかりでした。
はじめて水に浮かんだ時の不安な表情が、笑顔に変わっていくのを見ていると、あらためて「水辺」を活かした街づくりの提案に価値を感じました。

私にとっては、久しぶりのカヤック講習でしたが、参加して下さった皆様がいつもと違う目線で街を眺め、わが街の資産(資源)である水辺をどう活かすかという議論に花を咲かせてくれたことに喜びを感じました。

こんな小さな活動ですが、地元江戸川に貢献し、誇れる街にして行きたいと思う次第です。