2012年4月9日月曜日

秋葉原UDXビル外構デッキ改修工事(3)


静岡に運搬したデッキ材に表明加工を施しました。
模様はいくつかの選択肢から施主様が選んだ「のこ目」模様。
サンプルよりも古材の味わいが出て良い感じに仕上がりました。
板により、若干の反りやふくらみがあるのですが、加工プログラムが一律なので、それらを反映した模様が刻まれます。

今回、施主様より、雨の日に滑りやすいという問題点を提起されたため、歩行する上で、滑り抵抗が上がるよう、表面加工を提案させていただきました。
現場では、写真のように1列ずつに目を変えて欲しいとのご要望があり、のこ目が連続し、このような波型の意匠と相成りました。
やはり関係者の思いを実現することは大切で、目を変えることにより新しいデザインが生まれました。
さて、この新工法ですが、デッキの改修に非常に有効と判断できました。
現場での再敷設が楽しみです。

さて、今から東京へ戻ります。

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