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2012年8月31日金曜日

ピールド工法リーフレット

 
新しいリーフレットを制作しました。
ピールド工法といい、既設のデッキやボードウォーク、橋などの床板の表面をリバース(再生)する技術です。
今春に秋葉原UDXビル様にご採用いただきましたビジネスモデルを工法化したものです。
リバースデッキ工法に加え、新たなデッキ改修の工法として営業を強化して行きます。

ちなみにピールドトマトからご想像いただける通り、「ピールド」とは“剥く”という動詞の過去形となります。
痛んだデッキの表面を2mm程度加工するのですが、この程度の厚みを3次元に加工することにより、木の表情は大きく生まれ変わります。
 
「もったいない」という日本人の気質に、劣化診断という確かな技術を加え、使える資源は大切に次世代へ伝える。
弊社の経営理念「資源でありつづけるモノづくり」を体現した新たな工法の誕生です。
 

 

2012年4月18日水曜日

ピールド工法(ハードウッドの表面処理工法)

UDXビルデッキ改修工事ですが、 本日、16時から施主様による1工区目の立ち会い検査がありました。
結果として、何の指摘事項もなく、仕上がりについて、非常に喜んで下さいました。
この品質で、2工区目、3工区目もしっかりと施工を行います。

さて、今回は新たな技術を導入しました。
前回も簡単に触れましたが、既設デッキ材に"のこめ”模様を加工しました。
これにより、滑り抵抗が上がるとともに、意匠的にも面白いものに仕上がります。
一部に新しい材料を入れたのですが、それも分からない程、きれいに蘇りました。


このハードウッド材への表面加工ですが、工法名を「ピールド工法」とし、デッキやボードウォークの改修の市場へ展開して行きます。
劣化診断の結果、根太は腐食が認められましたが、床板は健全な状態であったために、表面加工を行い、Re-Birthしたのですが、資源の有効活用、新設よりもローコストでご提供することができました。

しっかりと劣化診断を行い、まだまだ機能できる床材を捨てずに(燃やさずに)再利用し、CO2削減に貢献して行きたいと思います。


peelとは、「皮を剥く」という意味で、文字通り、一皮剥いて再生し、現場へ戻す工法です。
このピールド工法ですが、表面の仕上の種類も様々なものがあります。
ご興味のある方は、saiブランド本社までお問い合わせ下さい。

ちょうな     のこめ     いしがき
かりまた    きっこうなぐり    さざなみ


しんめ       たてわき     つきのみ

2011年5月18日水曜日

トラックの荷台改修という新たな視点

弊社の資材運搬をお願いしている彦新運輸株式会社様より、「鋼管を運送する際、鋼材の腐食を防ぐために油を塗布しているが、トラックの荷台の木材に油が染み込み、鋼管運送以外の用途に使えない。何か良い解決方法はないか」との相談を受けていました。

両社で協議した結果、●●プラスチックの発泡材を床板として使用することとなりました。

●●プラスチックなので、油分を吸収することがなく、溜まった油は中性洗剤で簡単に洗い流すことができます。


こうして主要部材の選定は簡単に済んだのですが、トラックの荷台というハード環境において、様々な検討を行う必要がありました。



1.想定積載物を載荷した際の強度計算

2.トラック走行時に発生する荷台の「よじれ」に対する構造対策

3.油分を路面に落とさないための措置(構造)

4.既設材(アピトン)との重量比較(低減)

このような検討を行い、荷台の改修工事をスタートさせました。
まず、装着されている木材(アピトン)を取り外す作業です。
ここで関心したのですが、トラックの荷台の全長を1本ものの材料で通していました。

つまり、「つなぎ」をしていないのです。


幅100mm厚み17mm長さ5700mmのサネ付の材料です。
このサネがあることにより、油がこぼれない構造となっています。
表面は油染みだらけなのですが、想像していたのとは異なり、木材の内部までは油は浸透していませんでした。
この床板を根太間ごとに切断し、固定してある釘を外す作業は、思いのほか手間取りました。

さて、いよいよプラスチック床板の設置ですが、上記の通り、様々な検討を行い、またこれからそれら検証をするため、細部は残念ながら企業秘密ゆえお伝えすることはできませんが、滑り抵抗、止水(油)性、美観は非常に優れたものになりました。

彦新運輸さんは、某大手鋼材メーカーの環境への取り組みに対し、以前より提案を続けているそうです。
トラック輸送はCO2排出という視点においては悪者扱いされがちですが、昨今ではクリーンディーゼルエンジンの開発が目覚ましいだけでなく、このような意識を持つ運送会社さんが日々の努力、先を見通す経営的視点で真摯に環境問題に取り組んでいます。
sai-BRANDは、環境企業として今後もこのようなパートナー企業を応援したいと考えております。


本技術は、昨年末、彦新運輸さんと共願で特許を出願致しました。
トラックはCO2排出の代名詞となっていますが、TPP等、国内物流の需要は高まるばかりだと想定されます。
運送会社やトラックメーカー、架装メーカーが、このような取り組みを始めてくれると、地球環境にも大きな貢献ができるのではないかと考える次第です。



了

2010年11月8日月曜日

水上施設カタログ「MUELLE」:ムエージェ


最近お問い合わせの増えている「浮桟橋」や「水上ステージ」のカタログを発行します。
リバースウッドデッキシステム沿岸仕様で、水際の施設を多く手掛けてきましたが、いよいよ水上施設製品を本格的にリリースして行きます。

sai-BRANDの行動理念のひとつである“際”(水際にも強く、自然と交際していく)をテーマに、従来、日本の水際になかったようなアイディアを盛り込んだ製品をリリースします。


水際は、人間にとってたくさんの危険が存在する空間です。
しかし、反面、多くの魅力を有した空間でもあります。
多様な生体群を見たり触れたり、陸上と違う浮遊感を楽しめたり、何より、遮るもののない開放的な空間が広がります。
すぐそこに見える水上の空間は、吹く風や気温など、陸上と全く異なる感覚を味わうことができます。
そんな空間へ安全に、快適に誘うことのできる施設。

製品名である「MUELLE」:ムエージェとはスペイン語で「桟橋」を意味します。
人道橋、水上ステージ、浮桟橋、アプローチ桟橋など、水上施設をご検討される方は、お気軽にご相談下さい。


了

2010年7月6日火曜日

新型フェンスシステムをリリースします

戸建や商業施設向けにフェンスシステムをリリースしました。
素材は鉄+溶融亜鉛メッキです。
フラットバー支柱でベースプレートを挟み込む設計なので、デザインは極めて“シンプル”です。
もちろん施工も容易。
sai-BRANDは、公共事業を中心に事業を展開していますが、昨今は設計施工した現場を見た方からのお問い合わせが増え、このようなきっちりとした仕様で自宅や民間の施設にも対応してほしいという需要がに対応するために、今回のフェンスシステムは誕生しました。


公共と民間とでは何が異なるかというと、それは設計条件です。
たとえばデッキの場合、歩道となるデッキの乗載荷重の基準は500kgf/㎡ですが、公園や建築外構の場合は350kgf/㎡。そして戸建は240kgf/㎡(弊社基準値)となります。

荷重条件は、その施設の利用者数に比例します。
もちろん、たくさんの人々が集まる場所の設計条件は厳しくなります。
従って、製品を構成する部材も大きな断面になり、無骨なデザインとなってしまいます。
逆に戸建等、利用者が少ない施設は、設計条件も軽減されるため、細い、シンプルな部材を使用することができます。
このように、製品を納入する箇所の設計条件を確認すれば「製品」に縛られることなく、そこに似合う、見合うモノをお届けすることができるのです。


近年、戸建用のフェンスの素材にはアルミが多様され、鉄を溶接した製品の姿をあまり見かけることが少なくなりました。
このフェンスは、素材を「鉄」にすることにより、“手づくり感”を強く出しデザインしました。
時とともに「ヤレる」美しさ、容易に塗装ができる「手軽さ」が鉄にはあります。
軽いイメージの製品が多い中、手づくり感を味わいたい方にご検討いただければと思います。


今回のフェンスシステムに続き、現在、戸建用のデッキシステムを開発しており、8月にはリリースできる予定です。
お楽しみに・・・



2010年5月11日火曜日

専用ビス:どりどり君(DR6-45)改良につきまして

リバースウッドデッキシステムは、今年7月にいくつかの仕様変更を行います。

本日は標準仕様ビス仕上に使用する専用ビス「どりどり君:DR6-45」の進捗状況をご紹介します。
写真の上:現行モデル 下:新型モデルとなります。

改良根拠は以下の通りです。

1.ねじ山ピッチの変更
・・・根太にt1.6mmの鋼板を使用しているため、引き抜き強度の向上を図るとともに、ネジ山や根太の切削面への負荷を低減する。

2.刃先の形状変更
・・・刃先の形状を鋭角にすることにより、切削初期のビスの安定度が高まり、施工スピードを大幅に向上させる。

3.防錆性能と塗装の相性
・・・SUS410はマルテンサイト系(磁性)のステンレスで、強度を上げるために焼き入れができるのが特徴ですが、それゆえに防錆を施す必要があります。

現行モデルはディスゴ処理(クロムフリー超薄膜型高耐食性表面処理)を施していますが、ビス頭への焼付塗装が剥げやすいというデメリットがあります。(塗装の乗りが悪い)
一方、新モデルはラフレ処理(超薄膜高耐食合金コーティング)を採用しました。
これにより、塗装の乗りが改善され、より環境にやさしく、品質の高い改良が可能となります。


早速、ZAM75*75 t2.3に下孔なしで、打ち込み試験を行いました。
現行品は、刃先が鈍角なため、回転をはじめても不安定なのに対し、新製品は刃が鋭角に立っているため、安定性が高く、インパクトドライバのトルクが「点」で伝わります。
その結果、ドリルスピードは1.5倍ほど向上したと実感しました。

これを証するのが次の写真です。
上が現行品による孔ですが、円周の外側が多少盛り上がっているのがわかります。

下の写真は新製品による孔です。
エッジが立ち、ネジ山がきっちり二山分トラックされているのが分かります。
根太にもビスにも無理なくトルクが伝わり、効率的に切削されている証拠です。

これらの結果から、この試作品をベースに、刃先寸法を多少変更したものを最終形にすることにしました。

この改良をサポートしてくれている株式会社ライテックの荒木氏(左)と菅原所長(右)です。
彼らの手によって、更なる良い製品として生まれ変わることでしょう。





2010年4月21日水曜日

新製品「マルチユースキャップ」発売開始します

先月お伝えした「マルチユースキャップ」を5月中旬より発売開始します。


これは地覆材(緑化桝)をボルト固定する際に空いた表面の孔をふさぐという用途です。
我々の業界では何かとM12ボルトを使用しますが、これを締め付けるソケットレンチが十分に入る径がφ30mmなのです。
本製品の内径はφ30mm、外径はφ40mmなので、余裕を持ってカバーできます。

そして、新たな利用方法として、下の写真のような根太の固定ボルト孔のカバーです。
根太の上には当然、デッキ材が設置されますので、キャップの凸部が浮陸として感じないように、フタの厚みを1mmに抑えています。
キャップをする際に、軽くシールをすると、ボルト固定孔を水密状態にすることができます。
これにより根太の腐食が大幅に低減されることになります。
施設の長寿命化が叫ばれる今、改修提案の武器にしたいと考えています。

この製品を開発しようと考えたのは3月に完工した福井県敦賀港の現場です。
この孔にきちんとコーキングが打ってあった根太は径年後もしっかりと健全な状態を保っていましたが、そうでない根太は、この孔から腐食が進行し、明らかな違いが認められました。

最も使用頻度が高いと予想されるのが、この手すりのエンドキャップです。
リバースウッドφ40mmにドンピシャとフィットします。

そしてあったら便利なのがこれ。
ベンチのレベル調整などに活用しようと考えています。
自動販売機の脚からヒントを得たのですが、ベンチやテーブルの脚にM12ボルトを固定することで簡単にレベル調整が可能になります。
固定型ベンチが多い土木業界では、あまりこの用途は期待できませんが、あったら便利だとお思いになりませんか?

このようにひとつの製品で多用途をこなすため、安易に「マルチユースキャップ」と命名しました。
皆様からのアイディアも是非お待ちしております。

2010年3月10日水曜日

新製品開発中(マルチユースキャップ)

よくデッキの劣化診断を行いますが、過去に施工されたボードウォークの根太は、一般的に、天面を座堀りして、ボルトを挿入し、基礎と固定しています。
施工面では非常に効率が良いのですが、天面に空いた座堀穴に水やゴミが溜まり、そこから根太が給水し、腐食の原因となっているケースが多く見られます。

根太は、床板に隠れてしまう構造部材のため、材料選定の際に軽視されがちですが、根太こそ、きっちりとした材料を選定しなければ、構造物全体の改修が早まる(寿命が縮まる)という傾向があります。
昨年に劣化診断を行った福井県敦賀港の現場では、使用されているパイン材根太の座堀箇所に、すべてとコーキングがされていました。
天然木のボードウォークですが、メーカーさんの施工基準がきっちりとしていたお陰で、この根太は再利用できるという診断をすることができました。
一方、神奈川県の某ヵ所で診断した現場では、イペという日本国内でも最も実績のあるハードウッド材を使用しながらも、同じ原因で、このような状況となっています。

いかに根太が大事がお分かりになったのではないでしょうか?
そこで、saiBRANDでは、このような状況に対応するために、新製品の開発を進めています。
写真のような、ゴム製のキャップです。


φ30mm(外径φ40mm)、H15mmの大きさですが、蓋の厚みを1mmに抑えることにより、座堀の蓋に使用しても、根太上に貼ったデッキの浮陸を感じることはありません。
素材は、自動車の外装部材に使用される対候性の高いEPDMを選択しました。
また、内径φ30mmという大きさで開発したのは、別の用途も計画しているからです。

このように、φ40mmの手すり材のエンドキャップにも使用することができます。

このような、支柱加工部の蓋としても使用することができます。


そして、内側をこのようなM12ボルトの六角形状にすることにより、自動販売機の脚のような支持脚ボルトカバーとしても使用することができます。

ひとつ製品を開発するとしたら、マルチユースとして使用できるよう、多様な途用途を考えることにより、無駄なモノづくりをしなくていくのがsai-BRANDの製品開発方針です。

本製品は本日試作品が出来上がったきたので、これから最終形状を決定し、4月1日受注分から生産を開始する予定です。



2009年6月12日金曜日

新型ベンチ開発中

現場や設計業務が落ち着いているこの時期。
弊社では、パンフレットの改定や新製品の開発等、トップシーズン(繁忙期)にはできない業務を多々進めています。
昨日は弊社のお客様であるTWMさんのマリンデッキをお借りして
sai-BRAND新型オリジナルベンチの組み上げ作業を行いました。


この新型ベンチは

「デッキに似合うデザイン」

「無方向性」

「長い・広い」

をコンセプトに、リバースウッドデッキシステムのデッキ材の割付モジュールに合わせ開発しています。


製品名  【ENGAWA】(仮称)
寸 法  幅:2500mm/奥行:560mm/高さ:500mm
材 質  座板:リバースウッド69*40(2層発泡材)/フレーム:ZAM60*30/振れ止め:アルミφ25

専門の方はお気づきでしょうが、この寸法、あまり世の中にないサイズです。
前後左右で10人が座ることができるのですが、
そんな使われ方はしないでしょう(笑)

デッキ上でご家族や仲間達でゆったり寛げるベンチになればと思います。

もう少し改良を重ね、7月頃に正式にリリースしたいと思います。





2009年6月9日火曜日

沿岸仕様の定義


リバースウッドデッキシステムには設置環境により、「標準仕様」と「沿岸仕様」があります。
港湾や漁港での仕事が多いため、平成18年度より「沿岸仕様」をリリースし、ご好評をいただいています。
しかし、お恥ずかしながら、この2つの仕様を明確に使い分ける根拠というものが存在しませんでした。 それは「沿岸」や「塩害」という概念に明確な基準となる公的な指針がなかったためです。

現在、採用を検討してくださっているお客様から、「貴社の沿岸の根拠を教えていただきたい」との要望があり、今回、その根拠となる弊社の指針を策定しました。

■リバースウッドデッキシステム沿岸仕様標準納まり図
■沿岸仕様の定義


沿岸域は海水をかぶるという直接的なダメージだけではなく、飛砂に含まれる蹉跌によるもらい錆なども考慮にいれた部材の選定が必要となります。
構造物の超寿命化に向け、弊社として「適材適所」な部材選定を行っております。


2009年4月5日日曜日

鹿児島港ボードウォーク改修工事
























鹿児島港に広大なボードウォークがあります。
港沿いに素晴らしい景観が広がっています。

靴で歩くと「コツコツ」といかにもボードウォークの歩行感が心地よく、春の海辺に心地よく響きます。
ところがこのボードウォーク、表面の床材は10年経った今でも元気なのですが、下地の根太材が腐食し、ビスを保持することができず、床材(デッキ材)が暴れてきているのです。
デッキ材はブラジル産のイペ、根太はインドネシア産のパープルハートという材料。
10年ほど前は公共事業のデッキ全盛期で、どの材種も不足していました。
なので、構造材として見えない「根太」材には安価で品質のあまり良くない材料が出回っていたようです。
本来であれば下地材にしっかりした材を使い、化粧材を定期的に交換した方がトータルコストを抑えることができるのですが、そうはいかない判断があったのでしょう。
今でも他社の設計を見ていると、それを感じる事例が多いように思われます。
そこでデッキの改修を行っている弊社の製品、技術に関心を持っていただきました。
写真の左が未改修、右が改修したものです。
デッキ材を既設のものを再利用しているので、「何が変わったの?」と思われがちですが、良く見るとビスの形状が違いますよね。
下地の根太材にマリンランバー□100*100を使用したため、これで下地は半永久的に構造材として機能します。
今後、床板が本来の寿命をまっとうし、改修を検討する際は、それを原料にリバースウッドを製造し、現地へ戻す提案を行っています。
その際、今回改修した根太、ビスは、床板を改修する際も再利用することができます。


このような息の長い仕事を手掛ける弊社ですので、「廃棄物を出さないモノづくり」という技術、製品をご理解いただいた今回の事例は、目立たない仕事ですが、非常に価値の高い仕事となったと自負しております。
発注者の鹿児島県様、営業、工事に係わって下さった皆様に感謝致します。
写真右が今回あらたに開発したビス
M6×90(SUS-XM7)

写真左から(弊社デッキシステム専用ビス)
どりどり君(M6×45:SUS410:金属根太用)
とんがり君55(M5×55:SUS-XM7:ハードウッド用)
とんがり君63(M5×63:SUS-XM7:マリンランバー□70用)
とんがり君90(M6×90:SUS-XM7:MVJI改修用)





2009年2月20日金曜日

焼津漁港ステージデッキ・見晴台 現場レポート7


2/19 ステージデッキ部の手摺が現場搬入となりました。
延長は45m程度,設置済みの支柱に笠木・上・下桟受け具を支柱にビス固定し,笠木,縦格子パネルを設置していく作業となります。
8時半にトラックを現場横につけ荷降ろしをスタート。
作業人員は,弊社2名(主任技術者,現場代理人),共和成産さん1名(主任技術者)の3名で行いました。
材質はアルミのため軽く,荷降ろしと合番に沿った部材の振り分けを併せて1時間かからず完了しました。
10時前手摺メーカー風憩セコロさん技術指導員の方が到着し,附属品等の確認を行った後,設置現場指導が始まりました,
まず,予めビス穴を施してある支柱に上・下桟受け具をビス固定します。
その受け具に縦格子パネルを乗せビス固定します。
固定完了後,上桟固定カバーを取付ます。上桟カバーはレール押し込み式のためビス固定は必要としません。
パチンとはまり音がしたら固定はOKとなります。
次に支柱に笠木固定カバーを取り付け,芯材の入った筒再生木材の笠木を受け部に配置し2本ボルトによって固定していきます,
全体を仮固定したのち,本締めをして手摺の設置は完了となります。
この日の作業は荷降ろし,角場所への振り分け,現場指導はスロープ部,段差部,階段部,標準部の各1箇所の指導をしてもらい,後日作業員に指示をして設置していく予定でした。
いざ現場指導が始まると支柱の立ちの上がりの精度,設置指導が良かったことから作業スピードが早く気がつけば私たちの手で設置が完了となっていました。
荷降ろしから45m程度の手摺延長の設置完了まで所要時間は6時間ほどとなりました。
手摺設置後のステージデッキは,その前に比べかなりしまった良いものに早変わりしました。
現場指導の風憩セコロさんありがとうございました&共和成産さんお疲れ様でしたm(__)m
良い仕上がりになりました。
2/20は雨のため現場は作業中止としました。
2/21より見晴台,ステージデッキの仕上げに向かって作業を再スタートします。


新型SP種防護柵関連記事

2009年2月14日土曜日

新製品(用途)開発

このブログでも度々ご紹介させていただきました弊社のお客様「TWマリーナさん」より以下の宿題をいただきました。


1.施設内で契約艇の塗装をするのだが、粉塵が出て困っている
2.大型の船舶(15m級)が多いため、専用の立屋を造ると大きくなりすぎてしまう
3.塗装ヤードはイベント等でも活用するため、仮設で何かできないか


 このような宿題を昨秋にいただき、年末まで暖めていた企画(設計)をこの度、ご採用いただくことになりました。





上の写真は、皆さんの職場や街中でもよく見かける旗ポールです。
今回は、このポールのメーカーであるサンポールさんの協力を得、新たな用途を開発しました。

これが我社の新製品です。←クリックしてみて下さい。

アルミのポールを3.6mピッチに設置し、ポール間に塗料飛散防止ネットを取り付けるのです。
そう、社旗や安全旗を揚げる要領ですね。
ネットを張ると、ヨットのセールのように風を受けることになりますが、このマリーナさんの作業管理基準である風速10m/sまで作業可能にできるよう、風圧計算を行い、ポールと基礎の構造を決定しました。

また、ポールの反対側になる壁は、近い将来、緑の壁に生まれ変わる構造としています。
今回の工事でH型鋼を柱に使うのですが、この柱を使い壁面緑化を計画しています。
マリーナの所在する東京都●●区では土地利用にあたり、厳しい緑化条例があるのですが、この壁面を緑化することにより約70㎡もの緑が得られるのです。

工事は3月初旬からを予定しています。

TWマリーナさん同様、敷地を有効に使いたいため、塗装ブースを設けているマリーナは少なく、敷地内でどうにか塗装を行っているマリーナが多いのですが、船底塗料をケレンする時に飛散する削りカスが宙を舞い、海や近隣に堆積する事例が各地で見られます。
TWマリーナさんは、いち早くこれを問題視し、対策を講ずる判断をされました。

ポールは使用する度に簡単に抜き差しできる軽量なアルミポールです。
塗料飛散防止ネットは、マンション等の塗装によく使われている汎用品です。
安価な投資で高い機能性が得られることを期待して工事の準備に入ります。

2008年11月10日月曜日

新型SP種防護柵開発中



某県某市で受注見込みの高いプロジェクトがあります。
確か4~5年前に設計をし、折り込んだ案件です。
公共工事、とりわけ広い公園を建設する土木分野では、計画から実行までこの位の期間がかかるケースも多いのです。
4~5年前と現在では何が違うのか・・・。
まず、折り込んだ本人が独立しています(笑)
一方でこの間に取得した経験から、技術も設計指針も大きく進歩しています。
しかし、鋼材が大幅に値上がっています。
であらば、計画が発注された今、どう対応を取るのか。

「新しい技術を使い、コストを抑えながらも、当時より遥かに良いものを創る」

この新しい技術ですが、ひとりでどんなに頑張っても、そう革新的なことはできません。
そう、重要なのはパートナーシップ。
互いの持ち味を存分に認め合い、新たな領域を目指す。
そんなことを托し、託される企業同士のお付き合いができたら理想的ですね。
まだお付き合いはそれほど長くないのですが、そんな関係になりつつあるメーカーさんと現在、新製品を開発中です。
SP種の防護柵ですが、再生木材とアルミ(または鋼材)を構成したシンプルで機能的な製品です。
sai-BRANDの製品コンセプトは、国内産のリサイクル可能なパーツを、分解、回収しやすい設計で組み上げること。
そしてそれらが将来の資源として再利用できること。
そんな基本理念に同調いただき、互いの製品をブラッシュアップしています。
まだ基本デザインが上がった状況ですが、パートナーと心を込めて製品の開発に当たりたいと考えています。
気持ちよく風が通り、人々が憩う空間ができるといいですね。
FSさん、いいモノを創り出しましょう!



了

2008年9月3日水曜日

仕様変更のお知らせ(標準仕様ビス仕上)


平成20年9月1日で、リバースウッドデッキシステム標準仕様の構成パーツを一部変更致します。

・変更の概要
従来の70*40*5400t1.6(ZAM鋼板)を新型80*40*4800t1.6(ZAM鋼板)に変更しました。
これに伴い、支持脚の根太受プレートを大型化(110→120)に変更しました。

■変更した仕様(下地レイアウト)


従来の仕様



・仕様変更の背景
昨今の鋼材の値上がりをダイレクトに売価に反映すると15~20%の値上がりとなります。
そこで弊社では、製造委託工場を替えるとともに、根太の形状を大型化することにより、支持脚ピッチを広げ、支持脚の部材点数を減らし、システム全体の値上げ幅を5%以下に留めることとしました。
もちろん構造計算、実地試験も完了しています。
根太の天端幅を広げることにより、施工精度もより向上します。

※尚、標準仕様ノンビス仕上、沿岸仕様につきましては変更はございません。

2008年8月11日月曜日

創石(コンクリート擬岩)



創石(そうせき)は、コンクリート擬岩(石)です。
天然石からシリコンで型を取り、コンクリートを成形します。
塗料を使わず、科学変化で着色するため、表面に塗膜を形成せず、岩肌に水が染み込みます。
そのため、自然で美しい濡れ色が演出できるだけでなく、緑化基板としても活用することができます。
岩肌にもよりますが、平均的な岩の厚みは50~100mm程度となり、一般的なトン石を作った場合、30kg程度の重量となります。
屋上緑化やビオトープ、ランドスケープ等、幅広い用途が広がります。
saiは、本製品の開発元の㈱日本石創さんと共に本製品の企画、設計、販売、施工を行っております。
お問合せはinfo@sai-sai.net まで。