2008年12月17日水曜日

マリンランバー™

最近、デッキや橋梁の改修工事の相談が増加してきています。
弊社の開発した「リバースデッキ工法」は、老朽化したデッキの既設木材を原料として、再生木材を製造し、現場に戻すというものですが、老朽化したデッキのほとんどが、その下地の劣化が原因です。

改修の提案を行う際、「なぜ、既設構造物が劣化したのか」という原因を診断し、同じことを繰り返さないような構造を提案しています。
劣化原因のほとんどが下地設計の問題のため、ここで登場するのが弊社のマリンランバー™です。

もともとは弊社リバースウッドデッキシステム沿岸仕様の根太として開発したものですが、「腐らない」「水を吸わない」「軽い」「変形しない」「容易に加工ができる」といった夢のような素材です。

それもそのはずで、材長方向に体積比の50%ものガラス繊維が入っており、それを発泡プラスチックで固めている素材だからです。
しかし、申し訳ありませんが、少々コストが高いのがたまに傷・・・・(笑)

最近このマリンランバーへの問い合わせが増えています。
上に羅列した通りの性能を持っているため、改修計画にもってこいの部材なのです。

また材料の寸法も、規格サイズはありますが、基本的に原木から切り出し成形しますので、希望のサイズで納品することが可能なのです。
新築時にはあった製品が今はないということが良くあります。
自由なサイズに成形できる製品は、改修にはもってこいの部材ですよね!
本製品にご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。