2011年9月27日火曜日

(川越駅前結婚式場)テラスデッキ新設工事


当該工事は、約170㎡ (デッキ幅員3.5m×延長47.5m)、デッキ仕上高(F.L.±0.00~+0.45)、R壁面、地盤スロープ等複雑な形状を含んだ施工箇所での設計・施工のデッキ工事です。
工事期間は、H23/8/10~8/20、施工箇所の現況を加味すると、かなり厳しい日程ですが、工期を守るとともに、sai-BRANDの設計指針とスキルを十分に生かした工事を目指しました。
まず延長47.5mの間で通しの基準根太(デッキの目地ライン)を設定し、デッキレイアウトを決定しています。
これは、工期の関係上、工区を分けての工事が必要なためです。(工区割は、新設部(左写真)約35mと改修箇所(右写真)と分け同時進行の工事としております)
このラインを守ることで、工区割によるデッキ仕上がり時のの連続性が維持され景観が優れます。
まず施工は、新設部の下地工から行い、この作業が終了した時点で、施工班を二手に分け、一班は新設部のデッキ貼工、二班は、改修部の下地工を分割することで、工期の短縮を図っています。
写真は、新設部の下地工で、基準ラインは壁から2列目です。下地工材料は、支持脚は、HTZ200BPでウレタン樹脂系接着剤固定としています。根太材は、弊社オリジナルのハット形鋼80×40(高耐食溶融めっき鋼板)です。
新設部の下地が完了した段階でデッキ材を搬入し、一班は引き続き新設部のデッキ貼工を行い、二班は改修部の下地工に回り工事を進行しています。
デッキ材の搬入は、ラフタークレーンを用い新設部、改修部の分岐点あたりに仮置きしています。










今回のデッキ材は、RW-AW(リバースウッドAW)を使用しています。当材料は、フライアッシュ含有の合成木材です。
特徴として、水の給水率が低いことと熱膨張による伸縮が小さいこと、経年劣化に少ないことです。
今回の工事は、今夏で最も暑かったであろう盆付近でることと、材長3000mmのため相当な伸び(3~5mm)を想定しましたが、結果は1日4回の計測においてMax2mmというの部位で、日が陰る夕刻には±0となっていました。
かなり熱伸縮に対して優秀な材料です。デッキ貼りは、芝目貼り工法を作用しています。
サンディングで現れるデッキ材の目を列ごとに同方向で管理をし、サッカー場などの天然芝の目のように無表情な合成木材に表情を出す工法です。延長が長ければ長いほど管理が大変ですが、5m程度間隔で基準デッキを施すことにより芝目管理はもとより延長方向でのピッチ管理も併せて行っています。
改修部は、地盤高が高くまた、勾配が施されていて、通常の支持脚(HTZ200BP)が使用できず、根太受プレートを地盤に直に設置し、勾配と低さに対応しています。デッキ貼りにおいては、新規部からの基準根太から追って同じスペックで行っています。
以上の工程・品質管理の中、工期通り8/20に無事に竣工を迎えることが出来ました。



猛暑、工期が短いなど、良い条件とは言えない中、関係者方々のおかげで素晴らしデッキが仕上がったと思っています。
皆様本当にお疲れ様でした。また有難うございました。
今後も一つ一つの現場でスキルアップして、利用される人たちが、気持ち良い空間だと感じていただけるよう更に技術向上していきたいと思います。
次回の現場もご期待ください。
最後に当現場の完成写真を掲載します。(左写真が施工前、右写真は完成写真)



























2011年9月21日水曜日

TWM2Fクラブハウス、テラス改修工事 施工完了報告

   
2Fクラブハウス完成写真
  
テラス完成写真












TWM2Fクラブハウス、テラス改修工事が無事完成致しました。
この案件では、御提案から施工までさせて頂きました。

御施主様のご希望は、

① クラブハウスを賞状、トロフィー、書籍などをきれいにディスプレイ出来るようにしたい。
② 外のテラスも有効に利用したい。
 
2Fクラブハウス施工前写真

テラス施工前写真











何度かの御打ち合わせの後、最終的に弊社が御提案させて頂いたのは

【クラブハウス】
・天井や壁面の塗装や、クロスの貼り替え等を行い、清潔感ある空間に整える。
・本や賞状類をディスプレイする場所は、現状の柱間のスペースを活かして書棚を設ける。
・テーブル、椅子類は、イベントなどでも柔軟に対応出来るよう、重量や形を考慮したモノにする。          
 
【テラス】
・施設内の桟橋や小屋など、木材を利用した施設が見受けられた事もあり、
 デッキを基に、施設全体の関連性を構築する。
・雨天時でもなるべく多くの人が利用できるよう、オーニングを設置する。


 施工中は真夏の炎天下で、とても大変な現場でしたが、無事怪我もなく完成することが出来ました。今回設置したオーニングは、建築側に設置するだけで最大3.5Mの間、柱を設けずに伸ばす事が出来ます。柱が無いことで、空間に制限が生まれずに有効的に利用できる場になったと思います。
 また、この現場では、今年から弊社のディーラーになって頂いたsai横浜に植栽部分を施工して頂きました。弊社の今後のモノづくりにとって、植栽との関係は一つの大きなテーマでもあり、本当に価値のある現場となりました。


最後になりましたが、この工事に携わって頂きました関係者の方々に、心から御礼申し上げます。

 SAI-BRAND Y・T

2011年9月14日水曜日

徳島新プロジェクト


「水の都市」徳島で新しいプロジェクトがスタートできそうです。
写真は眉山(びざん)から市内を一望したもの。
吉野川、新町川に囲まれた、まさに水の都市です。

この水の都市に新しい水辺の空間を創出します。


2011年8月30日火曜日

江戸川区景観ワーキング カヤック体験



江戸川区の景観をつくる“景観ワーキング”の活動をしています。
水路の多い江戸川区で、この水辺を彩る手段として、モノをつくるのではなく、水辺で人々が賑わっている様子を“景観”とすべく、水面にカヤックを浮かべようという企画を実践しました。

景観=きれいな街並みと考える方も多いと思いますが、いくらきれいで良いモノをつくっても、そこに人々の生活する姿や笑顔がなければ意味がありません。
もう箱モノをつくる時代ではなく、いかにそこに暮らす人々が自分の住んでいる街に魅力を感じることができるかを考えこの企画を練った次第です。

今日の参加者は初めてカヤックを漕ぐ人ばかりでした。
はじめて水に浮かんだ時の不安な表情が、笑顔に変わっていくのを見ていると、あらためて「水辺」を活かした街づくりの提案に価値を感じました。

私にとっては、久しぶりのカヤック講習でしたが、参加して下さった皆様がいつもと違う目線で街を眺め、わが街の資産(資源)である水辺をどう活かすかという議論に花を咲かせてくれたことに喜びを感じました。

こんな小さな活動ですが、地元江戸川に貢献し、誇れる街にして行きたいと思う次第です。



了

2011年8月28日日曜日

グッドデザインエキスポ最終日

たくさんの人が来場しています。今日は16時で終了。

弊社ブースにもたくさんの人においでいただきました。

ありがとうございます。

sai-BRAND YUKI

2011年8月27日土曜日

グッドデザインエキスポ出展中

トラックカーゴデッキシステムと港南緑水公園ボードウォークの2作品を出展しています。
たくさんのデザイン自慢の製品が所狭しと並んでいるので、それらを見ているだけでも面白い。
会期は明日まで。
興味のある方はぜひお越し下さい。
sai-BRAND YUKI

2011年8月16日火曜日

トラック・カーゴデッキシステム プレゼンVTR



グッドデザインエキスポに出展するブースで流すVTRを事前公開致します。
引き続き、下記URLでも応援メッセージをお願い致します。

応援メッセージサイト


2011年8月10日水曜日

浜地区海岸整備工事

6月に製品販売させて頂きました、バレラ(手摺)をご紹介いたします。






沖縄県国頭郡国頭村鏡地(くにがみそんかがんじ)海岸沿いに設置されています。
http://yj.pn/vbXTFy




バレラ SWGT-2511W(約256m) /SWGT-2011W(約41m)
再生木材(芯材アルミ型材)縦格子式






  左は施工前の写真です。

     
     


     

     




     

緑の中に再生木の手摺が、ぴったりあっています。
海岸沿いには、「鏡地(かがんじ)シナマー公園」があり、東シナ海を臨む公園で園内にはパークゴルフ場、テニスコート、池、遊歩道、が完備されています。また近くには 「くいなエコ・スポレク公園」があり、全天候の陸上競技場、野球場、多目的広場、パークゴルフ場、テニスコート等があり、青少年の健全育成、村民の健康増進や県内外からのスポーツ合宿・各種大会・イベント等が、行われています。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。



2011年8月6日土曜日

グッドデザイン賞2011 一次審査通過しました

今年のグッドデザイン賞に、弊社より2つのデザインを応募しました。
このふたつのデザインがともに一次審査を通過し、現在、応募した作品のウェブ公開が行われています。
このサイトをご覧になった方は、ぜひ、下記リンクページで応援メッセージをいただきたく、お願い致します。

ひとつめは、今春に設計、施工をさせていただいた港南緑水公園ボードウォーク(東京都港区)。
「東京一のデッキをつくる」をテーマに進めてきた仕事です。

出展デザイン情報公開ページ ←応援メッセージの投稿をお願いします

ふたつめは、昨年末に特許を申請したばかりのトラック・カーゴ・デッキ・システムです。
プラスチック発泡材とアルミをハイブリット化した、トラックの荷台システムです。
荷台の軽量化や劣化の防止に寄与する技術で、さもすればトラック業界の常識を覆すことができるかもしれません。

出展デザイン情報公開ページ←応援メッセージの投稿をお願いします

2次審査は8/26~28に東京ビッグサイトを会場に開かれる「グッドデザインエキスポ2011」で行われるそうです。
弊社のデザインは、実物を展示するわけにはいかないので、パネル展示を行う予定です。

たくさんの方々が、それぞれ自信を持ったデザインを応募されているわけですから、2次審査を通過するか否かは分かりませんが、自分たちの取り組みを「デザイン」として意識、表現する機会を持てたことは、会社にとって、非常に良い経験になったと思います。


了

2011年7月30日土曜日

船堀ご近所紹介(小川寿司)

都合足掛け4日の山陰出張から帰ってきました。
もちろん日本海の旨い魚を頂いてきました。
そこで魚づいてしまったのか、近所の小川寿司に行きたくなりました。
いつも固い仕事の記事ばかりなので、今日は近所の小川寿司のご紹介。


大将は、寿司をこう表現しています。
「寿司は生きています。同じネタ、味でもお客様によって味・感じ方が変わります。」


・友達と食べた時、熱い味がするでしょう
・家族で食べた時、あったかい味がするでしょう
・恋人同士で食べた時、甘酸っぱい味がするでしょう
・失恋して食べた時、しょっぱい味がするでしょう
・一人で食べた時、ホッとした味がするでしょう
・仕事の接待で食べた時、まったく味がしないでしょう

「その時によって、お客様の心を解って握ることが、本当の寿司職人だと思います。
ただいい食材と、いい技術で綺麗なものをつくってもお客様の心には伝わらないと思います。
生きた寿司をつくるこれが自分自身の夢であり、課題です。」


私も設計をする時に、計画地でベストの提案ができるよう心がけています。
しかし、公共事業の場合、不特定多数の方々が利用する施設なので、最大公約数を選択せざるを得ない場合が多々あります。
そんな場合でも、もう少し掘り下げ、ベターではなくベストを目指し、設計提案をしたいと考えています。
たくさんの人が憩え、その土地の人々に愛し続けられる施設の設計。
生きた寿司ならぬ、生き続ける設計です。
そんな設計を、きっと仕事をし続ける限り、目指していくのでしょう。

分野は違っても、気心が通じる人たちはたくさんいると思います。
それぞれの分野だけで留まるのではなく、垣根を外し、たくさんのコラボレートができる時代が来ています。
大手の経営者が決めた合併でなく、中小の能動的なコラボレーションが、大手の品質を抜くチャンスもあると思います。
リサイクルが必要不可欠な現代において、アメリカ型のそれではなく、日本的なモノづくりを思い返し、江戸時代を回顧し、生活として再資源化に取り組まなければならない時代になっているのではないでしょうか。
そんなことを近所の寿司屋さんの技を見て考えました。

弊社へ打ち合わせに来られる方々、アポイントを11時くらいにしていただければ、昼食は小川寿司の800円ランチへご一緒しましょう。




了

山陰地区 事例紹介

現在工事を進めている島根県隠岐の島の海士港先灘海岸ボードウォークの現場打ち合わせを行うため、現地へ出張しました。
この写真は3年前に施工した第1期工事の事例です。





今回は、この延長となる第2期工事です。
1基工事が砂浜と取り合うボードウォークだったのに対し、2期は捨石被覆護岸上にコンクリート基礎を設け、ボードウォークを敷設する工事です。



現場は墨出しが完了し、支持脚ボルトを立て、根太の設置が始まっていました。
この1工区と2工区を結ぶ箇所に、人道橋を設置します。
工区がこの橋により繋がった時に、工事は終わり、この浜辺をゆっくりと散策できるようになります。
1工区目はすでに解放されており、夏休みに入った子供たちがビーチボールで遊ぶ姿を見ることができました。
フェリーで隠岐の島を離れ、境港を経由し、最近、米子周辺で携わった案件を見学しました。
sai山陰(成洋エンジニアリング山陰営業所)とは、毎日のように電話のやり取りをし、細かな設計対応や納品スケジュールの調整をしているのですが、苦労して設計フォローした計画が完工し、現実のものとなっているのを見ると、チームワークの大切さと、それゆえの充足感を得ることができます。

米子周辺事例1
皆生海岸「海風の足湯」

お湯と取り合う計画なので、もちろん沿岸仕様で設計されています。



米子周辺事例2
皆生みどり苑「壁面ルーバー/階段ルーバー」
米子周辺事例3
米子工業高校「壁面ルーバー」

このルーバーの設計は、現在の弊社のルーバーシステムの標準になっているもので、ユニットごとに、貫通ボルトを通し、振れ止めにカラーパイプを使用することにより、デザイン性と剛性を高めています。


この山陰地区においても、数年前から天然木がら再生木材へ需要が大きくシフトしています。
確かに、このルーバーのような後でメンテナンスがしにくい箇所への設計には、非常に有効な素材と言えるでしょう。
ただ、先に挙げた海士港のボードウォークのように、風景に溶け込むという点においては、まだまだ製品の改良に余地があると思います。
このように各地のディーラーと共に共通の意思を持ち、共に仕事をすることにより、たくさんの改良を行い、現在のsai-BRANDの製品仕様として結実しています。
再生木材リバースウッドが世に出てほぼ10年となります。
この間、思考錯誤を繰り返し、ようやく製品の本来求められる“メンテナンスフリー”を実現できるようになってきた気がします。
これを更に向上させていくには、製品、設計、施工の品質をバランス良く進化させていかなくてはならないと思います。
製品がどんなに進化しても、間違った設計や、施工をされてしまうケース。
一方、どんなに良い設計や施工をしても、製品の品質に問題があるケース。
不具合には様々なケースがありますが、これを進化の糧として行くためには、製品、設計、施工のどれも疎かにすることはできません。
製品開発から設計、現場施工まで、一貫して対応する現在の体制を、今後もしっかりと継続・維持・発展して行かなければと、認識を深めた山陰出張でした。

最後になりましたが、sai山陰の皆様、主張中、お世話になりました。

2011年7月26日火曜日

敦賀港金ヶ崎緑地ボードウォーク改修工事

福井県の敦賀港で都合、3カ年に渡り、ボードウォークの改修工事をさせていただいております。
今回の工区で全てが改修されることになります。
地元、福井県産品の桧(ひのき)の再生提案と実施をさせていただいた弊社にとって大切な現場です。

下地は高耐食溶融めっき鋼板ZAMを使用したリバースウッドデッキシステム標準仕様。
このZAMは、海洋土木において使用する溶融亜鉛メッキHDZ55よりも防錆性能が高く、沿岸部でも安心して使うことができる素材です。





今回の現場の東端に設置されている既存東屋への照明としてヒラソルを採用いただきました。

型式はTF2-TL90。
TLとはTwin Ledsの略で、灯具の形を示しています。
LEDの光は、直進性が強いことから、照明灯の真下しか明るくなり難いという欠点があります。
このTL灯具は、形状を丸型とし、独立した2つのハウスを設け、周囲360度にLEDを配列することにより、周囲からの視認性を高め、上記のLEDの弱点を補完しています。

今回が最終工区ということで、いよいよ完成するという喜びと、終わってしまうんだなという感傷との両方の感情が溢れます。

地元産の木材を原料とした再生木材による改修。
「資源でありつづけるモノづくり」という弊社経営理念を実践することができた、新生sai-BRANDの原点とも言える現場です。

現場の皆様、丁寧に、安全にあと少しの工区の仕上をよろしくお願いします。

ご発注者様、元請業者様、地元商社様等、関係者の方々には大変お世話になりました。
あらためてお礼申し上げます。



了

2011年7月12日火曜日

saiブランド製品・技術研修会終了 ~七夕~

去る七月七日、saiブランド製品・技術研修会が終了致しました。
大変多くの方にお越しいただき、深く御礼申し上げます。
午前中は、今年の春にオープンした港南緑水公園にて、我々が携わったデッキの施工技術や仕上がりを実際に体感してもらいながら、その場で意見交換を行うことが出来ました。
午後は、タワーホール船堀にて、saiグループ関係各社と共に技術研修会を行いました。
弊社からは、リバースウッドデッキ工法の事例紹介、新事業ムエージェ(浮桟橋)、繊維ロープの紹介などを発表させて頂きました。
その中でも、特に今後力を入れていきたいムエージェを、大事な場で発表することが出来たのは、本当に大きな事だと感じています。
個人的には、水際空間を憩う上で、水の上に浮く空間の設えは本当に気持ちの良い場となり、ぜひ実現していきたいと考えています。
今回の発表によって、少しでも多くの方に共感してもらい、一緒に仕事をしていけたらと願っています。 

技術研修会には、本当にさまざまな専門分野の方々の発表、討論が行われる場となり、とても有意義な時間になったと思います。今後ともよろしくお願い致します。

saiブランド 滝沢


2011年7月7日木曜日

saiブランド製品・技術研修会を開催します



7月7日(木)、8日(金)の2日間、毎年恒例のsaiブランド製品・技術研修会を開催します。
昨年は、福岡で開催しましたが、今年は東京にリターンです。
7日午前中は、東京都港区の港南緑水公園を見学。
午後は、タワーホール船堀にて、技術研修会。
新製品の発表を行います。

7日の午後は、お客様を迎えるため、全社員プレゼン会場に移動し、会社を不在にします。

電話がつながりませんので、急用の方は、各担当の携帯電話までお願いします。

2011年6月18日土曜日

対馬市久和漁港ハイブリット照明灯

今年に入って対馬の漁港へ4基のソーラー照明灯を設置しています。
今回は、初のハイブリット型ソーラー照明灯を設置しに、現地へ飛びました。
写真のように、防波堤の先端に立てるため、パーツ出荷し、小運搬を行い、人力のみで立て込み作業を行いました。
設置を終え、点灯テストを行い、引き渡しを行いましたが、「自動点灯するのを見届けよう」と出直し、夕暮れを待ちました。
写真を見てお気付きでしょうが、LEDライトが水面を照らしています。
対馬に納入したソーラー照明灯は、全てこのように海を照らすよう設置されています。
これは漁船に防波堤の位置を知らせるための措置で、我々としてもこのような設置方法は初めてです。
別の現場では、LEDに照らされた水面に魚がたくさん集まっていたそうです。


イカを釣るには「光がエサ」になるそうです。
明るさでは、イカ釣り漁船のハロゲンライトには叶いませんが、いつか、LEDに代替される日がくることでしょう。

韓国との国境の島、対馬より現場レポートでした。

2011年5月18日水曜日

トラックの荷台改修という新たな視点

弊社の資材運搬をお願いしている彦新運輸株式会社様より、「鋼管を運送する際、鋼材の腐食を防ぐために油を塗布しているが、トラックの荷台の木材に油が染み込み、鋼管運送以外の用途に使えない。何か良い解決方法はないか」との相談を受けていました。

両社で協議した結果、●●プラスチックの発泡材を床板として使用することとなりました。

●●プラスチックなので、油分を吸収することがなく、溜まった油は中性洗剤で簡単に洗い流すことができます。


こうして主要部材の選定は簡単に済んだのですが、トラックの荷台というハード環境において、様々な検討を行う必要がありました。



1.想定積載物を載荷した際の強度計算

2.トラック走行時に発生する荷台の「よじれ」に対する構造対策

3.油分を路面に落とさないための措置(構造)

4.既設材(アピトン)との重量比較(低減)

このような検討を行い、荷台の改修工事をスタートさせました。
まず、装着されている木材(アピトン)を取り外す作業です。
ここで関心したのですが、トラックの荷台の全長を1本ものの材料で通していました。

つまり、「つなぎ」をしていないのです。


幅100mm厚み17mm長さ5700mmのサネ付の材料です。
このサネがあることにより、油がこぼれない構造となっています。
表面は油染みだらけなのですが、想像していたのとは異なり、木材の内部までは油は浸透していませんでした。
この床板を根太間ごとに切断し、固定してある釘を外す作業は、思いのほか手間取りました。

さて、いよいよプラスチック床板の設置ですが、上記の通り、様々な検討を行い、またこれからそれら検証をするため、細部は残念ながら企業秘密ゆえお伝えすることはできませんが、滑り抵抗、止水(油)性、美観は非常に優れたものになりました。

彦新運輸さんは、某大手鋼材メーカーの環境への取り組みに対し、以前より提案を続けているそうです。
トラック輸送はCO2排出という視点においては悪者扱いされがちですが、昨今ではクリーンディーゼルエンジンの開発が目覚ましいだけでなく、このような意識を持つ運送会社さんが日々の努力、先を見通す経営的視点で真摯に環境問題に取り組んでいます。
sai-BRANDは、環境企業として今後もこのようなパートナー企業を応援したいと考えております。


本技術は、昨年末、彦新運輸さんと共願で特許を出願致しました。
トラックはCO2排出の代名詞となっていますが、TPP等、国内物流の需要は高まるばかりだと想定されます。
運送会社やトラックメーカー、架装メーカーが、このような取り組みを始めてくれると、地球環境にも大きな貢献ができるのではないかと考える次第です。



了